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執筆の難しさ
2014-11-21 05:13:10
はじめまして。こちらに記事を投稿させていただくのは初めてですね。ただ呼んでいらっしゃる方がいるとは思えませんが(笑)

 さて、徒然なるままに本題に入りましょう。

 執筆というのもおこがましいですが、小説家になろう様にて稚拙ながらとある小説を投稿させていただいています。書くまでは、もしくは書き始めは、ああすればいいのではないか、だとか、こうすればいいのではないか、だとか、冒険心と情熱をもって書いているのですが、どうも著していくうちに自分の構想していたものとかけ離れていき、やる気を失ってしまいます。
 大筋を決めた上で描き始めているため、それにつながる伏線を張りながらストーリーを進めていきます。しかしどうもうまくいきません。書いているうちに私の思惑からどんどんストーリーが離れていくのです。そうすると、想定していたタイミングでイベントが起きなくなってしまいます。無理矢理にフラグイベントを発生させようとするとどうしても祖語や矛盾が生じます。すると物語は破たんしてしまうのです。チェックメイトや詰みといった状況でしょうか。詰めが甘いと言われたら何も言い返すことはできません。

 私の好きな小説の一つにアルスラーン戦記があります。もうすぐアニメ化もされるそうですね。正直にもうしますが、私があのような物語を書くことは不可能でしょう。それこそ天地がひっくり返っても、です。歴史や地理を毛嫌いする時点でとある世界をまたぐ物語を書いたところでロジックエラーが発生するのは目に見えています。些細なエラーやご都合主義を含めて盛り上がりを作ることができるのならどんなに素晴らしいことかとも思います。
 さまざまに読み進めるうちにどのタイミングで、どう盛り上げるのが心地よいのか、ということはなんとなく分かります。しかし実行するのは難しい。当たり前のことですね。きっと多くの書き手様が頭を悩ませていることでしょう。特にネット小説においては様々な作品があふれる中で少しでも評価が得られたいと思うのなら、切られないうちにある程度の結果を出さなければなりません。それは感動や物語の始まり独特のワクワク感が多いことでしょう。漫画やアニメにおいて”1話切り”という言葉がよく見られるように小説にも切られる前に魅力を見出してもらわなければなりません。さらに、見出してもらった上で継続してみて見てもらわなければなりません。面倒くさいですね。

 私は私の思うがままに自分の書きたいものを書き散らしていくことでしょう。唐突に物語は消え失せてしまうかもしれませんし、思い出したようにひょっこりと続きを書くかもしれません。趣味ってそういうものですね。ある意味才能がなくて幸せかもしれません。誰にも期待されず見向きもされない、というのは同時に自由でもあります。私の場合、少しでもファンがついてしまったら靡いて書きたいものをどんどん歪めていきかねませんから。
 もしも気が向いたら拙作を読んでみてください。そして、どうかコメント、アドバイスは直さなければならない点(誤字脱字や文章作法の誤り、物語の矛盾や描写不足など)重きをおいて送ってください。もしもお褒めの言葉をくださるというのなら「悪くはない」と控えめにほめてください。

 それでは、今週最後の平日、頑張って生きましょう。